食生活の工夫
塩分を多く含むケチャップ、マヨネーズ、醤油、チップスなどの食卓塩の摂取を制限する必要があります。 調理する際には、塩をハーブに置き換える方がよいでしょう。
カフェインとアルコール飲料の摂取を控えることも重要です。
発作が起きたときの対処法
まず、医師から処方されためまい止めを服用することが大切です。
めまいは不快なので、座るか横になるのがよいでしょう。
目を閉じると、周りのものに目を向ける必要がなく、めまいが和らぎます。
すぐに首を回さないことが重要です。 症状を悪化させる恐れがあります。
どのような動きでも、ゆっくりと注意深く行う必要があります。
危険なこと
発作が頻繁に起こる場合、車の運転、水泳、はしごに登ることは危険です。
これらの体勢の中には、めまいを引き起こすものもあります。
また、重機の運転もお勧めできません。 メニエール病の患者さんの多くは、飛行機での移動が困難ではありません。 発作が起きた場合は、飛行機の窓から離れ、トイレに行く方が良いでしょう。
メニエール病のための運動
めまいの発作が続いている場合、激しい運動はお勧めできません。
仰向けの状態で、頭を動かさず、目を横に動かしたり、上下に動かしたりする練習をするとよいでしょう。
また、横になっているときに頭を軽く上げて、あごを胸郭に押し付けるという運動もあります。
めまいの程度によっては、寝た状態から頭を左右に動かすとよいでしょう。
肩を伸ばし、指を鼻先までゆっくり動かして症状を和らげるのも適切な方法です。
症状の性質によっては、これらの運動は座って行うことも可能です。
また、目を開いたり閉じたりしながら、地面から物を持ち上げる運動もあります。
座っていても立っていてもできます。