テニス肘の予防
上顆炎の予防は、手首と前腕の長時間の定型動作をなくすことである。
手作業や専門的なスポーツでは、反対側の筋群の定期的な運動補償活動と、ストレスを受けた手足の一貫した再生が必要です。
前腕上部の緊張した筋肉を家庭で定期的にほぐすには、マッサージ用ハリネズミやボールを使ったマッサージが適している。
キネシオテープ、弾性固定装具、ジェルやパッチの形をした筋肉や関節構造の健康のための市販の外用サプリメントの使用が適している。
テニス肘のエクササイズ
壁を背にして手首をリラックスさせるエクササイズ
手のひらを壁につけ、手の指を下に向ける。 手首は直角になる。 手首の筋肉を伸ばすことで直角を弱めながら、上肢をまっすぐ伸ばし、体で壁を押し込むようにする。
30秒間キープした後、両手を回転させて前腕の上下と手首の筋肉を伸ばす。 このエクササイズを連続して3回以上繰り返す。 呼吸は自然で規則正しく。
テニス肘の筋肉の孤立性リラクゼーション
手のひらを上腕二頭筋に向け、患肢の肘を最大屈曲まで曲げる。 健側の手で患肢の指を上からギュッと握り、前腕と手首の伸筋を伸ばして緊張させる。
30秒キープして離す。 3~5回連続して繰り返す。 呼吸を止めないこと。
肘関節回旋運動
四つん這いになり、上肢の肘を緊張させ、手のひらをマットに押し付ける。 手の指は前方に向ける。 背筋は伸ばし、頭は背骨の延長線上に置く。
手のひらをロックしながら、肘を単独で回転させる動きの目的は、関節の位置を中央にすることと、前腕の屈筋と伸筋のバランスをとることである。
ボールやローラーを使った前腕筋のリラクゼーション
患肢の前腕背面全体をマットやテーブルの上に置き、手のひらを天井に向けて上向きにし、腕の力を抜く。
前腕の筋肉とマットの間にマッサージボールまたはローラーを置き、前腕を圧迫したり横に動かしたりして動かす。 圧力をコントロールしながら、ストレスのかかっている筋肉をマッサージする。
マッサージハリネズミで前腕の筋肉をほぐす
緊張した上肢をテーブルの上に楽に置き、手の甲を上に向ける。 腕は自然にリラックスしている。
マッサージ用ハリネズミを良い方の手で握り、患肢の硬くなった筋繊維の上を走らせる。 自分で圧をかけることで、マッサージの痛さをコントロールできる。
外側上顆炎発症の視覚化 - ビデオ
(ビデオソース:Youtube. 3D4 Medical by Elsevier)